ダイバーシティ秦野プロジェクトについて
私たちは、人と自然との繋がりを信じ、地球に生きる一員としての最低限の責任を果たすよう努め、
持続可能なライフスタイルとより良い明日を信じています。
はじまり
1966年に私の親戚夫婦の家として建てられた平屋の青い瓦屋根のお家は、1996年にお二人が亡くなられて以降、空き家として放置されていました。

空き家の改装は、「ゼロ」からは始められません
2015年に改装をはじめた当初は、どの部屋も洋服、着物、本、数え切れないほどの食器などでいっぱいで、不用品の処分から始めなくてはなりませんでした。
なるべくゴミとして捨てることはせず、人に譲ったり、リペアをして再利用したり、リサイクルに出したりを心がけました。

倉庫で眠っていた、骨董品の棚を本棚として再利用。
世界中からアイデアがやってきました
畳とふすまの交換や上下水や風呂の給湯などは地元の業者さんにお願いしましたが、壁の漆喰塗り、塗装、床の張替え、障子や網戸の張替えや、庭造り等の作業は、プロジェクトに賛同して世界中から手伝いに来てくれた人々の助けを受けながら、自分たちで進めました。

原発でもソーラーでも、出てくるお湯の温かさは一緒です
もともと水道もガスもなかったのですが、シャワーの湯沸かしと調理用コンロに電気を使い、石油を一切使わないことにしました。
電気は、ソーラーパネルをはじめとする環境に優しい手段で発電をしている電力会社から購入しております。
IHに比べると遥かに電磁波が少ないスーパーラジエントヒーター
これから
今後は太陽光パネルや太陽熱温水器の設置や、トイレでの雨水の利用等の改装を施す予定です。
多様な動物、昆虫、植物が庭の環境を作り出し、人種や国籍、性別や障害を超えて分かり合うための場所という意味を込めて、「ダイバーシティ秦野」と名付けられたこのゲストハウスは、持続可能なライフスタイルに向けて日々進化していきます。
